おたふく風邪(流行性耳下腺炎)は、「ムンプスウイルスで、飛沫感染、ならびに接触感染により感染する。2歳から12歳の子供への感染が一般的であるが、他の年齢でも感染することもある。」とされています。
おたふく風邪の主な症状は、
【おたふく風邪の症状の特徴】
☆高熱(38度以上、但し発熱が発現しないケースもある)
☆耳下腺の腫れ(耳の付け根から頬・顎にかけての部分)
☆首の痛み(初期症状に多い)
☆頭痛(初期症状に多い)
☆腹痛(稀に膵炎を発症する)
(出典:http://www.senpukukikan-navi.com/expression/mumps.html)
おたふく風邪は一度発症すると体内に一生涯持続する抗体ができるため再感染を起こすことはほとんどありません。その為、任意ではありますが予防接種を受けることでおたふく風邪の予防対策を行うことは可能です。

ムンプスウイルスに効く薬はないそうです。したがって発熱や痛みに対する対症療法が一般的です。
全身の安静と症状に応じた解熱剤や鎮痛剤の投与を行ったり、ガンマ-グロブリンの注射を行います。
発熱してから5日以上高熱が続き、激しい頭痛や吐き気があれば髄膜炎の可能性があるので病院で適切な治療を受ける必要があります。
お家では、体力が落ちると免疫力が落ち、合併症を起こしやすくなるので、安静を保ち、体力を保持しましょう。元気であれば布団に寝ている必要はありません。耳下腺の腫れがなくなるまではウイルスを排出し、他人に移す可能性があるので、登園・登校は禁止です。(学校指定伝染病で、出席停止です。)お家の中でおとなしくしていましょう。
腫れた耳下腺は熱を持ち、痛みもあるので、本人が希望すれば冷湿布をして冷やしてあげると痛みが和らぎます。かなり痛みが強いとく、つらそうなときは処方された鎮痛剤を、食事の前や寝る前に使用するといいでしょう。

食べ物を噛むときに痛みを感じることがあるので、やわらかくのど越しのよいものを食べられるだけ食べましょう。プリン、おかゆ、うどんなどかまなくても良い物がいいでしょう。唾液の分泌を促進するような酸味(すっぱいもの)の強いものは控えたほうがいいでしょう。
熱があるときは脱水になりやすいので、水分の補給をマメにしましょう。

体力が低下しているときは口の中の細菌が唾液腺に入り込んで急性の炎症を起こすことがあるのでうがいをしたり、白湯を飲ませるなどして口の中を清潔にしましょう。

 お風呂は熱のある間、耳下腺の痛みが強い間は控えましょう。高熱で汗もたくさんかきますので、蒸したタオルで体を拭いたり、洗面器で、足やお尻を洗ったりしてあげるとさっぱりします。