病気にはそれぞれ様々な熱の勢い(いきおい)があります。熱が高いと重症と思われがちですが、病気の重症度と必ず一致するものではありません。たとえば、突発性発疹症や、ヘルパンギーナのような病気では高熱が出ても通常は心配ありません。一般に解熱剤は体重を基準にして一定の投与量が決まりますので、熱の勢いが強いと解熱剤が負けてしまい、あまり効かないこともあります。これは必ずしも異常なことではなく、解熱剤の量が少なめだった場合も同じことが起こるため、直ちに救急/重症というわけではありません。逆にすぐに下がったので怖いという方もおられますが、顔色が良くそこそこ元気なら心配ありません。でも下がり過ぎてぐったりしていれば要注意、診察を受けるようにしましょう。
【引用:小児の発熱のケアと解熱剤について